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村長就任のご挨拶

最終更新日:

 このたびの村長選挙におきましては、多くの村民の皆さまの温かいご支持とご支援を賜り、令和4年7月31日より西原村の第6代村長として村政運営の重責を担わせていただくこととなりました。
 これからの西原村の発展に向けた課題に取り組む機会を与えられたことを大変光栄に思うとともに、これまでの村政の継承と、更なる発展に対する村民の皆さまの期待の大きさ、責任の重さに身が引き締まる思いです。
 日置前村長が4期14年間にわたり、西原村の発展、熊本地震からの復旧・復興にご尽力賜りましたことに、深く尊敬と感謝の意を表すとともに、改めて西原村のさらなる飛躍に全力で取り組む事を村民の皆さまにお約束いたします。
 住民の皆さまが将来への希望を持ち、日々暮らす喜び、楽しさ、幸せを実感できる村を目指して取り組んで行きたいと考えます。

 私は、このたびの村長選挙で「5つの柱」として、基本政策を発表させていただきました。

子育て支援・少子化対策

子育て世代、共働き世代、ひとり親家庭、子育ての困り感を抱えているご家庭が安心してお子さんを育てられるように、各種制度を見直し、制度の再検討をはかり、充実した支援体制を策定し、子どもたちが健やかに成長していけるよう、また、保護者の負担が少しでも軽減できるよう環境を整えます。

福祉の充実

高齢者や障がい者の方々が健康で幸せにすごせるように、健康促進に関する活動等を積極的に支援し、皆さまが安心して生活できる制度および施設等の充実を図ります。

農業振興

農業従事者の減少を増加に転換するために、親元就農、新規就農の支援とサポート、農業従事者が積極的に事業の拡大を目指せるようIOT等の先端技術の活用への支援制度の充実を図り、持続可能な地域農業の実現を目指します。

生活基盤の強化

村民の安心・安全な生活基盤を充実させるために、近隣地域へのアクセス道路や私道の整備、肥後大津駅から熊本空港までのJR路線の誘致、過疎地域の少子高齢化対策など、ひと・もの・情報を集約した効率的で住みやすい村づくりの実現に向けて取り組みます。

結びに

これらの公約を実行するためには、村民の皆さまのご意見やご要望の集約が政策の出発点だととらえています。
 住民の皆さまの声をお聞かせください。そしてその声を集約し村のため地域のために、共に知恵を出し汗をかき、その一役を担っていただければと願います。
 村民の皆さま、地域の方々が主役となって輝き、地域の絆・結いから生まれる安全安心や住民の笑顔、元気を日々大切にしていく村、豊かな村を築き上げていけるよう、行政がその脇役を担い実行に移します。
 むらづくりは、行政のみでできるものではありません。だからこそ村民の皆さまのお力が必要です。私たちは、すでに甚大な被害をもたらした熊本地震からの大変な復旧・復興を成し遂げてきました。あの当時を思い返すと一人ひとりの支えあいがあったからこそ今の西原村にたどりついたと思います。私たちはこれから先もいろんなことに挑戦できるものと確信しています。
 西原村をさらに多くの人々に、住み続けたい村、住んでみたい村として選んでいただけるよう、さらなる成長、発展につなげてまいります。

 今後も皆さまのお声にしっかりと耳を傾け、現場主義、住民起点で村政運営を進めてまいりますので、より一層のご支援とご協力をお願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。

 

西原村長 吉井 誠

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