西原村は総面積の約80%を俵山を中心とした広大な原野と山林で占めています。 また、一方山麓と益城町に接する台地は、本村唯一の耕地として、畑、又は果樹園地として利用され、そこに流れる鳥子川と木山川流域、又その他の小河川流域には水田が拓けていていますが、耕地面積は17%程度に過ぎず比較的起伏の激しい地形であります。気象は一般的に気温(年平均15.4度)の変化が激しく、外輪山俵山からの東風は強い。また、年降水量も外輪山からの影響を受けて多く、過去には、昭和28年災をはじめ、近年では昭和60年、63年など幾度かの大水害にもみまわれています。 また、村の中央部には北東から南西方向にはしる布田川活断層があり、活動期の予想は困難であるが、近年では日本各地で大地震が発生しており、風水害はもとより地震に対しても日頃の備えと警戒が必要です。 | 昭和63年5月3~4日集中豪雨 (写真は河原地区門出橋と県道熊本-高森線 決壊)  |