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人づくり

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生涯学習の推進

現況と課題

 近年、生涯を通じた学習活動で身に付けた知識や技術を、広く地域や社会活動に活かしたいと考える人が増えています。
 本村では、住民の多様な生涯学習に対するニーズに対応するため、西原村中央公民館をはじめとする村内の公的施設の利用促進を図るとともに、講座開設などの学習機会の提供が求められます。
 また、将来を担う青少年がたくましく心豊かに成長するためには、青少年の健全育成について、家庭・学校のみならず地域全体の課題として考えていく必要があります。

施策の体系

(1)生涯学習環境の整備
(2)生涯学習活動の推進
(3)健全な青少年育成の推進施策の概要

施策の概要

(1)生涯学習環境の整備

  1. 生涯学習の場・文化活動の場づくりとして、中央公民館の利用促進を図るとともに、施設の老朽化に対する改修を図ります。
  2. 学校施設を積極的に地域住民に開放し、学校と地域との交流の場づくりを図ります。

(2)生涯学習活動の推進

  1. 現在行われている英会話教室や、パソコン教室などの学習講座については、アンケートなどにより住民のニーズを把握し、新たな講座の開設を図ります。
  2. 住民一人ひとりの意識の向上を目指し、学習した成果を発表する場づくりを図ります。
  3. 学習機会の充実に伴い、指導者の育成・確保を図ります。
  4. 高齢者の知識、技能、経験等を地域の宝として捉えて、子どもたちへ伝承する機会の創出を図ります。

(3)健全な青少年育成の推進

  1. 家庭・学校・地域の連携による青少年健全育成に取り組む体制づくりを図ります。
  2. ボランティア活動や環境学習などの、ふるさとの良さを知り郷土愛を育む活動を進めるとともに、活動に関する情報提供を図ります。

学校教育の推進

現況と課題

 本村は、山西小学校及び河原小学校の小学校施設2校、西原中学校の中学校施設1校を有します。
 山西校区の児童数は、平成16年現在296人で、全児童数の8割を占めます。一方、河原校区では、地域全体の過疎が進み、児童・生徒数は減少する傾向にあります。
 このため、児童・生徒数の特性に見合った学習体制の見直しをはじめとする、特色ある学校教育環境づくりが必要とされます。また、教育内容については、児童・生徒の基礎学習力の向上はもとより、豊かな人間性を育む教育の推進が求められます。
 なお、将来を担う青少年がたくましく心豊かに成長するためには、青少年の健全育成について、家庭・学校のみならず地域全体の課題として考えていく必要があります。

施策の体系

(1)豊かな人間性を育む教育の推進
(2)基礎学力の向上
(3)学校教育施設の充実と活用施策の概要

施策の概要

(1)豊かな人間性を育む教育の推進

 学校・家庭・地域社会の連携協力のもと、自然体験や地域社会との交流、国際交流等を通じ、子どもたちの思いやりある心・豊かな人間性を育む教育を推進します。

(2)基礎学力の向上

 子どもたちの自ら学び、自ら考える力を育て、基本的な学力の向上を図ります。

(3)学校教育施設の充実と活用

  1. 学校教育施設については、耐震診断などを行い、補強の必要性について調査を進め、必要に応じて施設の整備を図ります。またユニバーサルデザインを取り入れた整備を図り、誰もが利用しやすい教育環境の確保を進めます。
  2. 学校施設の開放を積極的に進め、地域との交流を推進します。
  3. 情報教育を推進するため、パソコンソフトの内容充実やインターネットの正しい利用法の指導等を図ります。

人権教育の推進

現況と課題

 本村は、教育総合推進地域に指定され、人権教育を柱とした教育総合推進事業を進めています。
 本村の人権教育については、人権・同和教育推進協議会を中心に、村民に対する人権教育の啓発に積極的に取り組んできました。しかし、人権問題に対する理解や知識の広がりは見られるものの、積極的な関わりや行動には至らない状況にあります。
 よって、本村では村民一人ひとりが明るく楽しい充実した暮らしができるむらづくりを目指し、家庭・地域・学校・行政の密接な連携による豊かな人間性を育むための総合的な教育の取り組みが求められます。

施策の体系

(1)学校教育での人権教育
(2)社会教育での人権教育施策の概要

施策の概要

(1)学校教育での人権教育

  1. 児童・生徒一人ひとりの総合的な学習意欲を高め、学力の向上とともに、「生きる力」を身につけさせ、人権尊重の意識の高揚を図ります。
  2. 児童・生徒が明るく楽しい学校生活が送れるように、教育環境の改善を図ります。
  3. 共に支えあう「共生の心」を深化させるために、体系的な人権教育を推進します。
  4. 学校や家庭、地域、関係機関等が互いに連携し、人権が尊重される地域社会づくりを推進します。
  5. 校内研修の充実を図り、指導者として、教職員の実践力の向上を図ります。

(2)社会教育での人権教育

  1. 人権教育を推進するための学習機会の充実を図ります。
  2. 人権教育の視点に立って、社会教育指導者の育成に努めます。
  3. 広報誌や人権冊子などの啓発資料の充実と効果的な利用の検討を図ります。
  4. 地区公民館活動や社会福祉協議会との連携を強化します。
  5. 社会教育委員、人権擁護委員、児童民生委員との連携を強化します。

文化・スポーツの推進

現況と課題

 文化振興については、生涯学習の一環で各種講座が開かれ、講座を修了した人たちで組織した愛好会が年々増加するなどの取り組みが進められています。
 今後は、文化活動の拠点整備を視野に入れ、活動団体の育成や、活動の活発化を推進することが求められます。また、本村では埋蔵文化財が数多く出土しており、これは西原村の貴重な歴史的財産と言えます。このため、文化財の保護はもとより、むらづくりへの積極的な活用を検討する必要があります。あわせて村内に賦存する巨木や希少動植物等の調査を図り、村の古くからの歴史や自然の豊かさを物語る貴重な資源を守る取り組みが求められます。さらに、村史の編さんに向け、村内に残る重要な歴史的資料等の収集・保全にあたることが求められます。
 スポーツ振興については、村民球技大会などの住民一体となって行うスポーツ大会が行われています。
 近年住民のスポーツに対するニーズは、競技志向のスポーツから、健康・体力づくりとしてのスポーツへと変化しています。このため本村では、村民が「いつでも、どこでも、だれでも」気軽に楽しめる各種スポーツ教室等の推進が求められます。

施策の体系

(1)文化活動の振興
(2)文化財の保護と活用
(3)村史の編さん
(4)地域スポーツの推進

施策の概要

(1)文化活動の振興

  1. 生涯学習の推進とともに、文化活動の場づくりを図り、中央公民館の利用促進、施設整備を進めます。
  2. 文化活動を行っている団体や個人の活動内容を広く住民へ広報し、活動への参加促進を図ります。
  3. 文化団体・個人の活動に対し、積極的な支援を図ります。

(2)文化財の保護と活用

  1. 文化財のうち、保存が必要な場合は、適切な環境での保管を図ります。
  2. 文化財の状態を定期的に調査し、環境整備のための適切な処置を図ります。
  3. 文化財や調査結果については、史跡めぐりや展示会などのむらづくり活動への積極的な活用を図ります。
  4. 村内に賦存する巨木や希少動植物等の現存調査を図り、村の貴重な資源の保全に努めます。

(3)村史の編さん

  1. 村の重要な歴史的資料等の収集・保全に努め、村史の編さんを進めます。

(4)地域スポーツの推進

  1. 子どもから大人まで参加できるスポーツクラブの育成を推進します。
  2. 地域スポーツの振興を進めるために、各種スポーツグループやスポーツ指導者の育成を図ります。
  3. 誰もが気軽にスポーツ活動に親しむことができるように、各種スポーツ教室の開催を図ります。
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