新年明けましておめでとうございます。令和6年の新春を迎えるにあたり、西原村議会を代表して村民の皆様に謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
村民の皆様には、平素から村議会に対しまして温かいご支援とご理解、ご協力を頂いておりますことに衷心より感謝を申し上げます。
旧年中より、新型コロナ感染症は5類感染症へと位置づけられ、ようやく議会として視察・研修会や勉強会等を開催することができました。昨年に引き続き、西原村のために「働く議会」を今後も作って参ります。
災害に強いにしはら
さて、毎年日本全土で異常気象による自然災害が発生しております。昨年の6月末には大雨により九州・中国地方で河川の氾濫が発生し、本村においても大規模な土砂災害が発生するなど大きな爪痕を残しました。
今後、被害にあった農地及び道路等の早期復旧のため、議会としても全力で村執行部と共にその対応に邁進してまいります。
また、今後いつ発生するかわからない自然災害に対しても、災害対策と支援体制の整備強化等を進めて災害に強い村づくりを目指していきたいと思います。
コロナ乗り越え活気あるにしはら
全世界で猛威を振るった新型コロナ感染症も、5類に位置づけられ、人と人とが行き交う活動の範囲が広がることにより、消費の回復が鮮明になり、ようやく感染症対策前の生活様式のなかで暮らすことができるようになりました。また旧年では、スポーツイベントとして野球の侍ジャパンの活躍、ワールドカップで躍動するバスケットボール日本代表、ラグビー日本代表選手らの活躍があり特に大谷翔平選手の活躍は、大きな感動と希望を与えてくれました。
本村でもこれまで、新型コロナ感染症により各種イベントや学校行事などが縮小を余儀なくされてきましたが、ようやく通常どおりそれらを実施することができるようになりました。本年は、昨年以上に各種イベント等が活発に開催されます。村民の皆様の多くのご参加をお待ちしております。
飛躍と希望溢れる村づくり
熊本地震から6年8か月が過ぎ、復旧事業はようやく完了となります。4月には地震からの復興に係る復興祭が開催され、西原村は震度7を乗り越え新たなステージへと進みます。これまでの村民の皆様のご協力・ご理解に対し、心より感謝申し上げます。
復興のシンボルでもあります総合体育館周辺の公園の造成が着々と進み、本年3月には竣工とのことです。この公園整備の完成により、復興のシンボルである総合体育館が、防災拠点となり、そして全村民が集える癒しの場・健康づくりの場となることを期待します。
結びに、今後も新しい時代に向かって、身近で開かれた透明性の高い議会を目指し、議会一丸となって、さらなる飛躍と希望溢れる村づくりに全力で取り組んで参ります。
この新しい年が村民の皆様にとって実りの多い年になりますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
令和6年 元旦
西原村議会議長 山下 一義