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平成30年 年頭のごあいさつ

「 夢叶う復興の明りに期待を 」

 迎春


 村民の皆様、被災された多くの皆様におかれましては今年こそはという強い気持で夢の実現に向け、新しい年を迎えられた事と察し申し上げます。
 悪夢の熊本地震から1年8ヶ月が過ぎました。関連死を含め8名の方が犠牲となられ、56名が負傷され村の住家の約56%が全半壊となりました。誰も恨むことは出来ませんが、私たちの故郷は大きく変り果て被災された方々を思うと心痛極まるものであります。
  「自助共助」お互いが助け合い協力し合い、今日まで頑張ってこられましたが、公助については更に被災者に寄り添い、住家の再建と夢の実現に向け最大限の努力を惜しむものではありません。 村の将来を見据えて、幸せ実感を達成したいと存じます。


[人材と財源]

 人材確保につきましては、災害復旧の加速化対応、集落再生の座談会や検討、復興への協議等で、事務量の増大や現場対応などで職員の負担は計り知れないものでありました。今後も慢性的な職員不足は否めず、付託に応えるためにも中長期の派遣職員、任期付職員、臨時職員と合わせ30年度は新規職員を若干名増やして、対応してまいります。
 財源につきましては、益城町、南阿蘇村と連携して国、県に要望活動を実施してきましたが、未だ財源確保には至っていません。新年早々には国の補正予算の方針が示されると思います。是非とも補正予算化を期待するものであります。


[災害復旧工事]

 公共土木、農業土木とも不調不落もなく年内に全ての発注が終える予定であります。しかし数件の工事については、新年度への繰越工事も予想されていますが、できる限り早急な完成を望むところであります。


[災害公営住宅建設]

 現在、説明会を終え測量、本設計に着手しており、1月中には着工できると予定しております。当面、仮申し込みを受け付けております。山西地区団地45戸、河原地区団地12戸の合計57戸を建設し、今年の8月に入居を目指しています。仮設住宅入居は条件付で一年間延長になりましたが、出来る限り早期に完成させたいと思います。


[集落再生の宅地復旧]

 地域がけ崩れ対策事業と大規模盛土造成地滑動崩落防止事業(高さ3メートル以上)については、発注する段階になっていますが、小規模住宅地区改良事業(高さ3メートル以下)と都市防災推進事業(主に道路)については、先ほど申し上げましたとおり、国の補正予算が付けば実施測量、詳細設計、用地交渉を経て工事着手の予定であります。
 宅地復旧事業を完成させないと、住家、倉庫などの建設が着手できませんので、一日も早く事業の推進を図りたいと考えています。概算でありますが、総事業費が約89億円と膨大な事業費が見込まれています。財源の確保が絶対条件になります。今後とも国には根気強く丁寧に説明し、予算獲得に努めてまいりたいと強く思っているところであります。被災者の立場に寄り添い、復旧、復興の第一歩となる集落再生、そして住家の再建が出来ますよう期待に応えられるよう努めてまいります。

[平成29年度補正予算]

 歳入歳出の予算総額が132億2821万円となりました(例年は約40億)。予算総額も膨大でありますが、大部分が復旧、復興にかかわる予算であります。執行部、議会と連携して出来る限り無駄を省き経費削減を強く求め予算執行に努めてまいります。

 

[震災復興]

  多くの財源を必要としますが、出来る限り実質的な負担を少なくして次の世代への負担軽減を願っています。今年も村民の方々の要望を完全に満たすことはできないかも知れませんが、創造的復興に一歩でも近づけるよう努力してまいります。村民の皆様のご協力とご支援をお願い申し上げます。今年一年が、皆様にとりまして夢が叶う明るい一年になりますよう祈念申し上げまして年頭のご挨拶と致します。

 

西原村長 日 置 和 彦







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