財政Q&A

経常収支比率とは?

【回答】財政の話をするとき良くたとえられるのは家計です。この経常収支比率というのは家計にたとえると、たとえばお父さんの給料が30万円とします。これが予算でいう歳入つまり収入ですね。家計には当然支出があります。それは食費や学費、それから光熱水費、それにいま住んでいる家を建てるときに借り入れた住宅ローンの返済金。それからお父さんやみんなのお小遣いがあると思いますが、このうち毎月毎月繰り返して支出されるもの。つまり食費や教育費、光熱費、住宅ローンの返済これらのお金を経常的経費といいます。
 この経常的経費に同じように毎月入ってくるお金。ここではお父さんの給料、これ経常的収入とを言いいますが、これがどれだけ使われているのかを見た比率です。たとえば家の経常的支出は20万円とします。するとその経常収支比率は20万円割る30万円で67%ということになります。この比率は低ければ低いほどいいわけで、つまり残ったお金を旅行や本を買ったり、映画を見たり、ディズニーランドに行ったりすることが出来るというわけですね。逆にこの経常収支比率がたとえば95%にもなっていると、入ってきたお金はほとんど使い道が決まっていて、自由に使えるお金がほとんどなくて余裕がないということになります。
 村の場合はこの経常的経費には人件費や、困っている人たちを扶助する扶助費、それから借金の返済に当たる公債費、それから紙や備品や印刷や光熱費などの物件費がありますが、これに村民税や固定資産税などの経常的な収入がどれだけ使われているかを見た比率です。

財政力指数とは? 

【回答】国の制度に地方交付税制度というのがあって、この制度は、地方はその地域によってそれぞれ特徴があって収入もそれぞれ地域の特性というのがあります。たとえば隣の町に空港や有力な企業があって税収が一杯あるところもあれば、農業や漁業が中心で人口も少ないなどで税収が少ないというところもあります。

 ですが国の責任においては税収が多いところだけが発展すれば良いというわけにはいかないので、税収が少ないところにも国の税金を交付税という制度で補完して、みんなが良くなるようにしようとするのがこの交付税制度なんです。
 そこでこの交付税を交付するか、しないかの基準を作る必要があって、そこで出てきたのがこの財政力指数なんです。
 この財政力指数というのはたとえば人口が何人いる。あるいは小中学校は何校ある。児童生徒は何人いる。それから道路の延長はどれくらいあるというような基本的なデーターから大体○○億円くらいのお金がかかると算出します。これを基準財政需要額と言います。
 これとやはりこの村では税収などがおおよそ○億円くらいあると算出した数値を基準財政収入額といいます。
 この基準財政収入額を基準財政需要額で割ったものが財政力指数といいます。この割った指数が1を超えると財政力が強いといわれています。
 家計で言えば、お父さん、お母さんと子供が二人の標準世帯だったら、おおむねこのくらいのお金は必要だと、それに比較して大体このくらいの給料は入ってきます。これを比較したものですね。
つまり1を超えるということは収入のほうが多いということですから、余裕があっていろいろなことに使えるし、貯金も出来るということになります。

 どうして借金するの?

【回答】 地方債は、いわゆる村の借金ですが、資金調達のひとつの手段であるとともに、次のような積極的な機能を持っています。

・財政負担の平準化

 保育園とか学校など大規模な公共施設整備は、短期間に多額の経費を必要とします。これを村税などの一般財源のみで賄うことは、他の行政施策の推進に大きな支障を及ぼすこととなります。そこで、地方債で資金を調達し、元利償還金という形で後年度に支出することで、財政負担を平準化することができます。

・世代間負担の公平化

 学校・道路・公園などのように、将来長期間にわたって効果が生じる施設整備にあたり、現在の住民が一切の費用を負担するのは不合理といえます。そこで、地方債の元利償還金に村税を充てることで、将来の方々にも費用の一部を負担していただくこととなり、世代間の負担の公平化が図られます。

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