平成30年 年頭のごあいさつ

「復興へ飛躍の一年に」 

西原村議

議長  宮田 勝則

 

 平成30年の新春を迎えるに当たり、村議会を代表し村民の皆様に謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
 村民の皆様には、新しい年が平穏ながらも輝かしい年になりますよう御祈念いたします。
 また、平素より村議会に対しまして、ご理解とご協力をいただいておりますことに厚く感謝申し上げます。

 さて、昨年の出来事では、夏に九州北部豪雨災害がありました。福岡県朝倉市と大分県日田市を中心に多くの方々が被災され、未だ行方不明の方もいらっしゃいます。
被災された皆様へ御見舞いを申し上げますとともに亡くなられた方々のご家族にお悔やみ申し上げます。一日も早い復旧を願っております。

  国政では予想もしなかった衆議院選挙が行われ、自民・公明の与党が圧勝した形となり安定政権の継続となりました。
 県内では、阿蘇くまもと空港の運営が民間に委託されることが決定し、空の玄関が大きく変わり本村を含む周辺町村の活性化に向け期待されます。
 また、西原村に目を向ければ、村の光景が復旧・復興に向けて日に日に変わっていく姿を、見て感ずる年であったと思います。被災した数多くの住家や農業用の建物は、解体が早々に進み、現在は、地域毎に数軒を残すものとなりました。住家の再建が終わった方々も着実に増えてきていらっしゃいますし、通行止めで通れなかった村道も減っております。

 村の主要産業の農業も再生に向けて農業用施設、畜舎などが各地にでき、順調な復興といえる部分であります。
しかし、未だ仮設住宅にお住まいの方々が多くいらっしゃるのも事実であり、一日も早い生活再建に向けスピード感を持って取り組むことが必須と考えており、1月中旬より災害公営住宅(種馬所近くに45戸、秋田原に12戸、計57戸)の建設が始まり、8月には入居できるように進んでいきます。

 また、未だ規制されたままの県道熊本高森線(杉堂~土林間)も、本格復旧に向け着工されます。二年間と長い工事期間と聞いておりますが、地元住民への支障が最低限で済むことを要望して参りたいと考えています。
 住宅再建に必要な宅地再生・集落再生も昨年一年間で、担当職員と集落住民、配置した議員を交え、度重なる会合を経て新しい地域再生計画が決まり、本年から工事が進む運びとなり、集落の方々の熱意に感謝しております。これが進むことで住宅再建が加速し、商工業者の再建も進むきっかけになると考えており、『復興へ飛躍の一年になる』ことでしょう。

 近年、本村においても、幼少期から療育を必要とする子ども達が増加傾向にあります。また、これまでに療育が必要無かった子ども達についても、一昨年の地震で、生活環境が大きく変わったことによる、心の変化が気になります。
 実際に、中学生の中に「学校に行きたくない」と悩みを抱える生徒もいるとの事でした。その他にも、ストレスを抱える子どもは少なくない事を聞き、心を痛めております。
 現在、通常の療育につきましては、住民福祉課が相談窓口となり必要に応じた支援を紹介しております。また、ストレスによる不登校等の問題に関する事は、各学校や教育委員会が対応しておりますが、十分な対応ができていない事もあるようです。
 復旧・復興が進むなか、個人が取り残される事のないよう、このような課題に対しても、「希望を持てる社会の確立」が必要なのだと痛感しております。

 いよいよ本年は平昌五輪の年です。女子スピードスケートをはじめフィギュアスケートやスノーボード、スキージャンプ競技などで日本人に数多くのメダルが期待されます。明るい出来事になること間違いないと確信しております。『頑張れ日本』みんなで応援しましょう。また西原の子ども達がオリンピックを通じて将来の夢を膨らませ、成長できる村づくりに邁進していきたいと思います。

 結びに本年が全村民に幸多き年になりますことと、平和な一年になりますことを御祈念申し上げ年頭のご挨拶といたします。

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